夏の不調に効く、頭を冷やす2つの対策。

※氷のうであたまを冷やすのは5〜10分程度にしておいてください。

7月に入ってからギックリ腰や寝違え含めた強い身体のいたみでリーニアに来られる方が増えています。
原因のひとつとしてこの猛暑で脳の温度があがりすぎていることが考えられます。

脳の温度が高くなると集中力の低下や疲労感の増加、さらに睡眠の質も下がるので心身ともにストレスが溜まりやすくなります。

ストレスが溜まると発生しやすいことのひとつが歯の食いしばり。
寝ている時に顎の噛み締めが強くなっている方も多いです。

歯の食いしばりが起こることで全身の緊張が増大して様々な不調の原因となりえます。
対策として脳の温度上昇を防ぐ効果的な習慣をふたつ紹介いたします。

まずはじめは鼻呼吸。

鼻の中、鼻腔は脳につながるたくさんの血管が通っていて
血液が鼻腔内の空気で冷やされることにより脳を冷却する効果があります。
口から息を吸うとこの効果は得られません。

呼吸の仕方としては
ゆっくり時間をかけて鼻から息を吸って
吸い切ったところで一息止めてから
ゆっくり口から息を吐いてください。

1日の中で、気がついた時に3回ほど繰り返すと良いかと思います。
涼しい建物の中、外なら日陰でやるとより効果的です。

次は頭を冷やす。

帰宅してから寝るまでの間、どこかのタイミングで5〜10分ほど直接頭を冷やしてみてください。
日中、スマホやパソコンをみることで脳はフル稼働されているため脳の温度は上がっています。
脳の温度が高いままでは身体は休まりづらいです。
寝る前に頭を直接冷やして脳の温度を下げることで眠りを深くする効果があります。

やり方としては氷嚢を使います。

後頭部〜側頭部〜額という感じで冷やしてみてください。
首や耳に当たると全身が冷えすぎてしまうかもしれないので当たらないように気をつけてください。
保冷剤やアイスノンでもいいかとよく聞かれるんですが、これらも冷えすぎてしまうかもしれません。
氷嚢をおすすめします。

以上のふたつをぜひ実践してみてください。
この情報がみなさまの元気を回復させるきっかけとなれたら嬉しいです。