筋膜の繋がりによる足の歪みからくる顔の歪み

どうも、池袋の整体師ヨコシマです。

お客様によく「この仕事をしていると身体痛めるでしょう?」とよく質問されますが私はそうでもありません。
これにはコツがありしっかり脚で踏ん張り身体を安定させる事が出来れば身体への負担は軽減されます。

が、しかし。以前左肋骨を負傷してから1週間は右足に不安定性が出て踏ん張りが効かず、頭痛もして身体が辛い辛い泣

なぜ右足の不安定性と頭痛がでたのか?原因は肋骨の負傷にあるのではないかと考えます。

肋骨と足そして頭蓋骨は筋膜により繋がりがあります。

まず筋膜って何だよって話になる訳ですが筋膜とは筋肉を覆う膜です。筋膜は複数のラインに別れ張り巡るように全身を覆い身体を支えています。

人型テンセグリティー。
いくつかのラインに別れた筋膜が骨のバランスを支えています。

手を伸ばすといった何気ない動作においても筋肉は単独で働いているわけではなく、筋膜のライン上にある一つ一つの筋肉が連動して身体を動かしているんです。

つまり1つの部位が動かないと他の部位に過負荷がかかり、痛みの原因になってしまうのです。

会社でいうと1つの部署が頑張らないと他の部署が残業してカバーするみたいな感じです。痛い場所だけ施術するのはカバーしている部署を一旦休ませるだけなのと一緒です。原因を改善しない限りあまり効果は長続きしません。

さて、筋膜の説明はここまでにして肋骨と足の繋がりの話に戻ります。

アナトミートレインという治療法の考えでは肋骨と足、頭蓋骨はスパイラルラインという筋膜ラインによる繋がりがあります。

アナトミートレインより。スパイラルライン。

右後頭部→左肋骨→腹筋→右太腿→右足…と全身を螺旋状に巡っています。

左肋骨を負傷したことにより右足に力が入らなくなっていたのかもしれません。

セルフ調整では負傷している肋骨は触れないので、異常に歪んでいた右の後頭部を揃えるようにしたところ足に安定性が出てきました。

 

このように今回は頭の歪みを調整することで足の感覚が整ったのですが、逆に足の歪みが頭痛に繋がることもあります。

足の歪みは座っている時も踵に体重を乗せるように意識する事で変化が見られる事が多いです。頭痛にお悩みの方は試してみてください。